ローカルメイドが選ばれる理由
専門性を現場へ
これまで様々な現場を見てきて、立ち上げてきた私たちだから気づくことのできる問題点や対処法があります。どうしても忙しく毎日を過ごしている中、同業他社や展示会などに出向く時間を作るのは大変な事です。アドバイスをしてくれる人は多くても、具体的に何から手をつけたらいいのかはっきりと言ってくれるコンサルタントは残念ながら少ないのが現状です。私たちが大切にしている「現場」とは食品製造の場合、「圃場や製造現場」であり「お客さまのお皿の上」だと考えています。
シチュエーションに合わせたモノづくり
新しく商品を発売したいと考える時、きっかけが何なのか、私たちが注目するポイントです。「材料が余っているのか」「もっと儲かりたいのか」「自分たちのものを世にだしたいのか」など、様々です。このなかで、利己的なものの商品化をご依頼いただいても私たちはお断りすることがあります。また、地域での取り組みの中で生産者さまが高齢であったり、経験が浅かったりなど事情をお持ちの場合、その状況こそがストーリーであり、適切な商品や製法を提案させていただいています。高齢の方々がジャムを製造するお話を伺う機会がありますが、資材重さや握力によるキャップ閉めなど、心が折れそうになります。事情を充分に理解した上で、作業上無理のない商品への転換を提案させていただくこともあります。
柔軟なアイデア
店頭販売のお手伝いなどで、お客さまやバイヤーさまなどとお話をしながら商品をづくりをしているため、お客様の声を商品へスムーズにフィードバックすることができます。おなじ商品でも生産者側のストーリとお客様側のニーズをうまくつなげることができなければ、どちらかに偏った商品になってしまいます。また、商品を発売するためには必ず物流や、陳列というプロセスを通過します。こうした見落としがちなことにも注意しながら、企画段階から効率的に商品を生み出しています。また、ごく小さな企業であるメリットを最大限に活かして、時には立ち上がり時のOEM生産を請け負ったり、販売代理店となったりなど、柔軟に対応できるのも特徴です。
素早い機動力
毎日海へ山へと駆け回っている私たちですから、緊急事態が発生した場合など、お電話いただければ事情によって何時でも、何曜日でも駆けつけるようにしています。急な受注に対して応援要請があれば、実際に現場で一緒に製造をおこなうこともあります。こうすることで、普段会議室ではうかがうことができないリアルな声を聞かせていただき、助言や解決を積極的に取り組んでいます。